INTERVIEW 中堅社員座談会 自由な発想で事業を拡張してきた社風が社員の自主性と提案力を磨いていく――

次の物林を築く30代の社員が、
物林の魅力や働く環境、先輩からの教育、
今後の展望などについて意見を交わしました。

  • 営業本部 国産材営業部 東京営業室 関口祐之 2001年入社 三重大学生物資源学部卒
  • 営業本部 環境景観事業部 景観室 室長 渡邊健幸 2008年入社 帝京大学理工学部卒
  • 経営企画部 Alaska Pacific Trading Company 出向 丸上裕史 2010年入社 北海道大学大学院農学院 環境資源学卒

期待されるから成長できる

関口関口
 大学時代に木について学んでいたので、物林で木と深く関わりながら働ける点は仕事の面白さにつながっています。国産材を扱う部署(川上に近いセクション)であれば、各々の山林からどのような丸太が生産されるのかなど、山や丸太を見る目が求められます。一方川下の現場なら、木が加工されてできる集成材やフローリングなどの多様な木材製品が実際に現場で使用されるまでの提案力が求められます。木を切るところから木材製品の販売、施工まで携わる物林は、木や緑化のさまざまなシーンに関わることができます。また、自分の提案する仕事について、積極的にチャレンジさせてくれる風土があります。
丸上丸上
国産材から輸入材、緑化や建築・土木・造園関係までと幅広く事業を展開している物林ですが、社員数は120人程度です。良くも悪くも一人の影響力が大きく反映する会社だという印象を私は持っています。一人の社員に対する期待も責任も大きい分、成長できる環境や機会に恵まれていると感じます。
渡邊渡邊
社員のアイデアや提案に対しては、「採算が見込めるならやってみなさい」と容認してくれる社風があります。川上から川下という縦への伸び、販売から工事までという横の広がりを持つ物林には、自由な発想で新しいビジネスに挑戦できる土壌があると感じます。
日々の仕事の中で小さな提案を積み重ねる習慣が、事業の広がりにもつながっているのだと思います。

提案型で仕事を切り拓く姿勢

関口関口
物林は川上から川下まで携わる木の専門商社であり、木のスペシャリストであるわけですから、お客様や協力会社とのやり取りの中でも、提案を求められる機会は多いです。
例えば、工場原料の丸太集荷に苦慮されているお客様へ対して、通常とは異なるエリアからの丸太をご提案するなど、広いエリアで需要と供給のバランスを考えています。 また同じ樹種でも産地によって木の性質が異なるため、建築用材、合板用材、チップ、バイオマス用材など、幅広い用途のご提案ができる点も面白みの一つです。
丸上丸上
輸入材の部署でも同様です。
特に、国内では物林でしか扱っていない国やエリアの木材があるのも強みの一つですけれども、他にはない存在の普及は営業職の提案にかかっているといえます。物林からメーカーへの提案の仕方で、世の中に出回る商品の形や物が変わってくる可能性もあるんですよ。例えば、物林が面白いフロア材を提案したら日本のフロアが変わるかもしれないわけです。
渡邊渡邊
 屋上緑化や壁面緑化を行う私の所属する景観・環境事業部でも、提案力こそが求められます。
ニーズに合った商品を世の中から見つけ、お客様に提供するのが商社としての物林の動きであり、探してきた商品の良さや価値を、お客様に提案することが仕事の一つになります。今後は、木や緑のプロフェッショナルとして、「こういう商品が今の社会に必要ではないか?」とメーカーと一緒に製品開発に携わる事案にも取り組みたいですね。
関口関口
工事に関わる部署では、計画の図面から提案することもありますよね。
渡邊渡邊
そうですね。
物林の担当者が図面を製作し、そこに使う資材を調達し、工事の監督まで担うこともあります。
「まるっと全部、物林でやれます」というのもお客様への提案であり、物林の価値の一つです。
正直、全部やるのは凄く大変です(笑)。ですが、出来上がったときの達成感と満足感は格別なものがあります。

現場ならではの苦労話

丸上丸上
工事現場や山の現場など、専門性や特殊性の強い環境に触れる機会が多いのも物林の特徴の一つでしょうね。
渡邊渡邊
建設現場に行くと独特の専門用語が飛び交います。
最初は本当に分からないので、帰社してから単語を一つ一つ調べる作業を繰り返しました。
関口関口
山の現場では、山から実際に切り出される丸太が予想と異なっていることもあり得ます。
これは経験を積み重ねていくしかありません。
丸上丸上
 木材製品においては、本数以外に立米(りゅうべい:㎥)で表現したり、場面によってはセンチだったり、尺寸だったり、たまに石(コク:尺貫法における体積)で数える人もいます。ですが、仕事をしているうちに自然と普通に使えるようになりましたね。
関口関口
現場で知らない単語や専門知識に出会うたびに現場で鍛えられる、その繰り返しだと思います。

専門商社のプロ集団として

渡邊渡邊
現場での苦労は今では良い思い出です(笑)。上司からは常々「現場の分かるプロ集団であれ」とよく言われているのですが、その意味は年々身に染みて理解できるようになりました。ただの流通業では十分ではなく、建設の現場を知り、工事を理解して、受注に至る提案を行うのが物林ですからね。
関口関口
山の現場から製材の現場、工事の現場まで、木の形を変えながら最終製品へ導いていくわけですから、各段階における現場の知識は欠かせませんね。
丸上丸上
木の価値を最大限に生かすためには、「このような丸太に対してはこの製材方法が良い」といった、目利きする知識と経験が必要となります。オフィスワークではなかなか身につかない、現場で養うものも多いのですが、物林ではその継承が脈々と熟練社員から若手社員へとリレーされていると感じます。
関口関口
 木に対する知識と経験の継承は、物林の大きな財産でしょうね。
一口に「木」や「丸太」と表現しても、樹種は多岐にわたりますし、同じ樹種でも育つ地域が異なると状態は違ってきます。一本一本が持つ個性を活かしながら、お客様のニーズとマッチングさせていくという両方のことを考える必要がありますから、やることは多いし、考えることも増えますが、その分、やりがいを感じますね。

学生へのメッセージ

渡邊
社会人になったら成し遂げたいと考えている事案が一つでもある人には、自由な発想で事業を幅広く展開してきた物林は適していると思います。
関口
再生産可能な資源である木を扱う商売を通して、持続可能な社会に貢献できる社会的意義の大きい仕事だと思います。
丸上
頼れる先輩や協力会社の方々が大勢います。周囲との信頼関係を構築していきながら、新しいことにチャレンジできる会社です。

※各社員の所属などは取材当時に基づきます。