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山と街の間に立ち
人と人のつながりで
物流を回す仕事

S.R

国産材営業部
2021年入社 総合政策学部 卒

Q1 入社に至る経緯

登山を趣味としており、林業やアウトドア用品メーカー、香辛料のバイヤーなど、自分が好きなものに関連する業界を調べながら就職活動をしていました。物林に対しては、山に近い仕事から川下まで幅広いビジネス領域を有し、いろんな志を持った人が適材適所で活躍する会社という印象を持っていました。物林から内定をもらえた時、昔から憧れていたアウトドア用品メーカーの最終面接が数日後に控えていたのですが、「BtoBの業界には入社してみないと一生携わる機会がない」という考えから物林を選びました。

Q2 担当している業務内容

伐採現場の作業管理をはじめ、国有林などから出品される立木や丸太の試算、各関係業者との交渉などが主な業務です。物林はあくまで商社であり、自分達でチェーンソーや重機を操縦するわけではありません。造材業者や運送業者の協力を得て丸太の生産・販売のサイクルを回すのが役割になります。山で働くのではなく、山と工場の間で働くコミュニケーションが重要な仕事ですね。
 他には私が所属する札幌事務所では、「札幌市有林」の森林整備事業に挑戦しています。「伐採適齢期を迎えながら手入れが追い付いていない山」の整備を物林が担い、札幌市の景観保全や天然資源である木材の適切な循環に貢献する事業です。

Q3 札幌営業室での働き方

 朝から事務所に出社してPCと向き合う日は少ないですね。山に入ったり工場に行くなど、木や木材を見て仕事をする時間の方が長く、札幌市にいますが市内にいる時間は短いですね。フィールドワークが多いので自分には合っていると思います。私は横浜市出身で、研修前は北海道で働くイメージを持てませんでした。しかし、研修を経て「意外と良いじゃないか」と思えたので、配属希望を聞かれた際に北海道を挙げました。

Q4 働く環境について

 苗木を植えて丸太になるまで何十年もかかる業界だからか、後輩を長い目で見てくれる先輩が多いと感じます。また、山や自然が好きな社員が揃っているので、気の合う人が多く、札幌事務所の若手同士で遊ぶことも結構ありますね。

Q5 今後の目標

 現在札幌事務所が手掛けている札幌市有林の木を用いて、市内に公共建物を建てるプロジェクトを模索しています。これができると本当の意味で「川上から川下まで」を物林で実現したことになります。社内でも各事業間を横断した取り組みが活発になってきているので、先行事例ができると物林の可能性も大きく広がるでしょう。

GOOD POINT

物林の良い点を3つ

  • 01

    札幌という大都市に住みながら山の仕事ができる

  • 02

    山や丸太を通じて、ビジネスを学ぶことができる

  • 03

    業界全体の流れを見渡した長期的な計画を立てられる

MESSAGE

就活生へメッセージ

 国産材営業部の事業は丸太を山から製材工場に届ける「商社」の要素が強いので、単に森が好きというだけではミスマッチを感じるかもしれません。体を動かす業務が多い一方で、それと同じくらい頭を使う業務もあります。また、現場や工場の方々と接する機会が多いので、相手のことを考えたコミュニケーション能力を磨ける人が向いていると思います。

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